アドミュージアム東京で開催されたTCC受賞者によるトークイベントに参加してきました
「TCC賞展2023」トークライブ Vol.2
アドミュージアム東京では、定期的に企画展も開催されており、私が行ったタイミングでは「TCC賞展2023」の企画展示が行われていました。
そして今回は、企画展に付随したTCC賞展2023」トークライブ Vol.2に参加させていただきました。
「TCC賞展2023」トークライブ Vol.2
- タイトル
- たった1行で拡散されたあのコピーはどのように生まれたのか!? SNS時代の言葉のつくりかた
- パネラー(敬称略)
- 丹羽貴紫(新人賞/UUUM)
森井聖浩(新人賞/東急エージェンシー)
駿河亮(新人賞/博報堂) - ホームページ
- https://www.tcc.gr.jp/topics/2023/10/139792/
感想...
文字のクリエイター、すごい。
...なんだか語彙力のない表現ですが、トークイベントに参加した感想の第一声はこれです。
そもそも「TCC・TCC賞とはなんぞや?」という方に一応説明しておくと、まずTCC(=東京コピーライターズクラブ)※1とは1958年に創設された東京を中心に日本全国で活躍するコピーライターやCMプランナーの団体で、TCC賞とはTCCが選んだ優れた広告の制作者に贈られる賞※2であり、コピーライターなら誰でも志す日本でも最高峰の広告賞と言われています。
今回のトークライブイベントでは、TCCの新人賞を受賞された3名の方々が、受賞したコピーができるまでの背景やコンペの裏話、コピーライティングのポイント、ここだけの話(!?)等など、惜しみなく語ってくださり、コピーの制作過程や背景を聞くことができたのは、一クリエイターとして非常に貴重な機会でしたし、制作者のリアルな声が聞けたことで、改めてクリエイターとしての士気が爆上がりしました。
受賞作品の発表の後に、"コピーライティング" を軸とした質問を3名でディスカッションするフリートークの時間があったのですが、3名それぞれに独自の視点や表現力があり、この時間が特に楽しかった...!
トークイベントは撮影NGだったので目に見える記録はありませんが、登壇された御三方の発言のいくつかは今でも記憶に刻まれています。
トークライブの興奮冷めやらぬ内に企画展も見てきた
トークライブは撮影NGでしたが、こちらは静止画の撮影はOK(録画はNG)だったので惜しみなく記録を掲載しておきます。
トークイベントは終わっちゃったけれど、受賞作品は11月25日まで展示中だよ
デザインを勉強中の方は絶対に見に行ってほしいなぁ
アドミュージアム東京とは?
アドミュージアム東京は、「広告を通して新しい発見に出合う場所。世界に例のない広告ミュージアム」をコンセプトに2002年に開館したミュージアムです(2017年に全面リニューアル)。
普段はもっぱらウェブに関わる仕事をしている私ですが、たまたま紙媒体の仕事をする機会があり、その際に紙の奥深さや限られた領域に情報を落とし込むことの難しさを体感しつつ、改めて「広告とは何だろう?」と考えた時にアドミュージアム東京の存在を知り、足を運んでみたのがこの場所との出合いでした。
B2Fの展示スペースは、日本の広告の歴史を見ることができ、B1Fのライブラリーでは、広告・マーケティングに関する書籍が閲覧できるようになっており、何時間でも楽しめる空間です。
「広告」というものがどういう歴史があり今の形になったのかや、日本と世界の広告の違い、これからの広告の在り方など、様々なことが吸収できる場所で、業種・職種問わず「伝えること」を生業にしている方にはぜひ行っていただきたい場所です。
施設情報
- ホームページ
- https://www.admt.jp/
- アクセス
- 東京都港区東新橋1-8-2カレッタ汐留 内(Googleマップ)
- 予約
- オンラインから要予約 ※入館料は無料です
- 開館日
- 火曜日~土曜日 12:00 - 18:00 ※最新の開館情報はホームページをご確認ください
ただ見るだけじゃなくて、ちょっとした体験スペースがあって充実しているよ
ライブラリーも充実しているよね!ずっと居れちゃうよ~